東ドイツ陸軍歩兵少佐制服
もっともオーソドックスな東ドイツ軍の軍装一式になります。
ドイツ民主共和国の国家人民軍の制服も、年代によって変遷があり、
それぞれ違いがあるのは述べるまでもありません。
紹介品は制服や徽章等の構成から80年代後半頃の形式になります。
日本で最も入手しやすい制服一式ということにもなります。
まあ、東ドイツ崩壊からもう30年近く経過しましたので、
徽章等も含めるとその収集は一苦労するものではありますが・・・・。
制帽は、よく見かける東ドイツ陸軍の将校用制帽です。
これも一昔前より値段が2~3倍ほどに値上がりしてしまいましたね。
右胸の略綬は、上段の左から、
国家人民軍功労記章(金・銀・銅)、戦友交記章(銅)、建国30周年記念章
国家人民軍忠勤記章(20・15・10・5年)の構成になります。
左胸は上から、1987~90年授与型のフリードリッヒ・エンゲルス軍大学卒業章、
加えて下は同じ年授与型の3級一般職務章で、
ポケット中央にはドイツ民主共和国スポーツ章(銀)です。
一般的な佐官将校の組み合わせとして問題ないかと思います。
日本では、まだありふれた軍装制服ものではありますが、
全一式を揃えて、徽章などを佩用するとドイツ軍の秀逸なデザインと相まって格好いいものです。