東ドイツ軍の礼装用空挺将校ベレー 後期型
東ドイツ陸軍の後期型である礼装用空挺将校ベレーになります。
礼装用はオレンジ食で通常勤務用はグレー色となるようです。
こちらは後期型でして、前期型との違いは2点ありまして、
帽章の中央が前期型は金属の国章となっているのですが、後期型は布帽章となっています。
ベレー帽後部において後期型は切れ込みが入っており、表記サイズよりも
大きい頭囲でも被ることができます。(恐らくその目的で追加したものではないでしょうが・・)
サイズは東ドイツサイズで3とあり、これは58~60cmとなっています。
全サイズは1~4があるようで(4は見たことがありません。)
数が少なくなるごとにサイズが小さくなります。
将校用は、東ドイツ国章をリーフが囲う形状になっていますが、兵下士官は国章のみとなっています。
防寒帽と同じ組み合わせとなっているようです。
帽章隣の空挺章は階級の別なく変わりません。
ベレー帽内部はサイズや製造年等の表記ラベルの他に、端に白タグが付いています。
この白タグには洗濯表示が印刷されています。
制服裏でよく見かけるものです。
東ドイツ軍の礼装用空挺ベレーのオレンジ色はあまり軍らしからぬカラーですが、
不思議と格好良く感じてしまうから不思議ですね。