九六式・九九式軽機関銃用の弾嚢 後期型
雑な造りのキャンパス生地製のこのポーチですが、
実は意外とレア品で実物は入手が難しいと言ってもいい
九六式・九九式軽機関銃用の弾嚢の後期型になります。
本来は上部のDリングに装着する形式の負い紐が付属するのですが、
当ページの紹介品であるものには残念ながら欠損していて付いていません。
経年や使用によるダメージが少々あるものの致命的な痛みがありません、
中央に何かマークのようなものを記載していたようで、
おそらく識別用だったとは思うのですが、大分薄れてしまっており、
それを識別することが出来ません。
負い紐のみで背負うのではなく後部をご覧の通り、帯革に通しても
装着をすることができるように設計されています。
蓋裏の中央下部に官給印が押されています。
大分薄れてしまっていますが、辛うじて上段の刻印が判読することができ、
昭十八の文字を確認することができます。